学生寮にて生徒の新型コロナウイルス感染が判明した場合等の対応

令和3年8月27日

養護教諭 齋藤玲奈

学生寮にて生徒の新型コロナウイルス感染が判明した場合等の対応

① 感染生徒

1, 感染が判明し、自宅療養を命じられた生徒は実家への帰省が可能な場合、必要な荷物をまとめて学校が指定した個室等で待機する。

公共交通機関は使わず、保護者の自家用車で帰省する。

2, 帰省ができない場合(帰省先が中国である等)、蔦葉寮1階等の指定された個室に隔離とする。

3, 食事は職員が個室の前に運ぶ。

食べ終わったゴミは渡されたビニール袋に入れて個室内に設置されたゴミ箱に捨てる。唾液が付いている物を直接捨てることは避ける。ゴミ箱がいっぱいになった際は職員に報告する。

4,トイレや洗面台等の公共部は利用前利用後共に電話連絡等の方法で職員に報告し、できる限り(夜間等で職員と連絡がとれないというようなことがない限り)許可を取った後不織布マスクを正しく着用した上で、公共部に他生徒がいないことを確認して部屋から出る。 また、必ず学校から指示された場所のみを利用する。

  利用報告を受けた職員は生徒の利用後、トイレや洗面台等の消毒を行う。

5,なんらかの症状がある間は、シャワーの利用は避ける。無症状の場合は職員に許可をとり、指定された時間に速やかに利用する。該当生徒のシャワー利用後、職員はシャワー室の消毒を行う。

6,体調と検温結果を朝晩、職員が指示したスプレッドシートに記入する。

  体調が悪くてスマートフォン等の操作が難しい場合は免除する。

  それ以外にも、職員が直接健康観察をしに来た場合はできる限り応答する。

7,体調に少しでも悪い変化があった場合、すぐに職員へ電話等を使って報告をする。

8,個室から出るときや、職員が来室する際は不織布マスクを着用する。

② 寮内濃厚接触者

1, 自分が濃厚接触者かもしれないと思ったら、電話連絡等で迅速に学校へ報告をする。

2, 指定された個室で過ごし、保健所や学校からの指示を待つ。

3, 食事は職員が自室の前に運ぶ。食べ終わったゴミは渡されたビニール袋に入れてまとめておく。唾液が付いていると予想される物を直接捨てることは避ける。ゴミ箱がいっぱいになった際は職員に報告する。

4, トイレや洗面所、シャワー等の公共部を利用する際は人がいないことを確認してから不織布マスクを着用して個室から出る。利用後は、触った箇所を自分で消毒する。

5, 体調と検温結果を朝晩、職員が指示したスプレッドシートに記入する。

6, それ以外にも職員が直接健康観察をしに来た場合は現状報告をする。

7, 体調に少しでも悪い変化が有った場合、すぐに職員に報告をする。

8, 何かしらの症状が出た場合は結果が出るまで感染者と同様の対応をする。

9, 個室から出るときや、職員が来室した際は必ず不織布マスクをつける。

③ その他感染者と同じ寮に住む生徒の対応

1, 基本的には自室で過ごし、買い物などの外出も職員に報告したうえで必要最低限で済ませる。

2, 普段から使用している健康観察表(スプレッドシート)に毎日検温結果を記入する。

3, 体調が悪くなった場合すぐに職員へ報告をする。

4, 公共部を利用した後は、必ず手指消毒をし、利用はなるべく短時間で済ます。

5, トイレや洗面台等は学校から指定された場所を使用する。感染者の隔離フロア近辺には近づかない。

6, 食堂では食べるとき以外マスクを着用し、速やかに黙食をする。食べた後の談話等も控える。食事の時間もできるだけ密にならないよう、混雑時は避ける。人と対面にならないようにする。

7, 歯磨きは指定された時間帯に朝昼晩1人ずつ、5分間行う。

終わったら手洗いと使った場所の消毒をして自室に戻る。

化粧や髪のセット等で長時間の公共部利用はしない。

7,1人部屋の生徒は自室から出るときは必ずマスクを着用する。

  2人部屋の生徒は同室の生徒と会話をする時、電話等で飛沫を飛ばす可能性がある時は、自室内でもできるだけマスクを着用し、自室から出る際は必ずマスクを着用する。マスクは不織布マスクが望ましい。

8, SNSに新型コロナウイルス関連で個人が特定されるような情報を書き込まない。

9, こまめな手洗いうがい、手指消毒、マスク着用、人混みを避ける等の基本的な感染症対策を徹底する。

◎寮内で感染者が出た場合、感染していない寮生で、感染者が寮内にいることに不安を感じた場合、帰省してオンライン授業での出席を許可します。保護者の方の許可を得た上で、学校に申し出てください。

④ 寮自体の対策

1, 日中は窓や扉を開け、常に換気を行う。

2, 公共部には空気清浄機を設置する。

3, 公共部にアルコールを設置し、職員はこまめに洗面台やドアノブ等、人が触れそうな箇所を消毒する。

4, 基本的な感染症対策の徹底・生徒への呼びかけ